「なんで信じてくれないんだよ!」
がん!松岡くんが天板を叩き、のっていたミカンが跳ねた。
いや、信じたいのは山々なんだけど。
でもあの立川さんが猫を捕まえて虐待し、それをさらに私に送りつけているなんて……どう頑張っても想像できない。
「信じてない、わけじゃないけど……」
まだ半信半疑どころか、一割信九割疑くらいだけど。
たぶん、他の人が同じことを言ったら、十割信じない。
でも、松岡くんだから一割は信じている。
「……俺よりあいつを信じるんだ」
「松岡くんの方を信じてるよ!」
うんうん、だって立川さんも松岡くんが猫を捕まえているところを見たー、とか言っていたけれど。
松岡くんに限って絶対、ありえないもん。
セバスチャンが日本語を話すくらいありえない。
うん。
「……ほんとに?」
「ほんと、ほんと」
がん!松岡くんが天板を叩き、のっていたミカンが跳ねた。
いや、信じたいのは山々なんだけど。
でもあの立川さんが猫を捕まえて虐待し、それをさらに私に送りつけているなんて……どう頑張っても想像できない。
「信じてない、わけじゃないけど……」
まだ半信半疑どころか、一割信九割疑くらいだけど。
たぶん、他の人が同じことを言ったら、十割信じない。
でも、松岡くんだから一割は信じている。
「……俺よりあいつを信じるんだ」
「松岡くんの方を信じてるよ!」
うんうん、だって立川さんも松岡くんが猫を捕まえているところを見たー、とか言っていたけれど。
松岡くんに限って絶対、ありえないもん。
セバスチャンが日本語を話すくらいありえない。
うん。
「……ほんとに?」
「ほんと、ほんと」