家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

執筆を止められたし、おとなしくこたつでごろごろしながら次回作の資料を読む。

さっき、後悔するのは私だと言いながら、少しつらそうだった松岡くんを思い出した。

もしかしたら最悪の事態になったとき、松岡くんも後悔するのかな。
自分が止めなかったからって。
私が松岡くんの言うことを聞かずにそんなことになるのは自業自得だが、彼が後悔するのは気の毒だ。
うん、時間は惜しいし気分も乗っているけど、いまは我慢我慢。

「こんにちはー」

「はい」

松岡くんが淹れてくれたアイスティを飲みながらまったりしていたら、誰か来た。
私がこたつから抜け出るよりも早く、松岡くんが玄関に出てくれる。

「蒼海出版の立川です」

「はい。
少々お待ちください」

すぐに松岡くんが玄関から戻ってきた。