家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「こんにちはー」

「はーい」

松岡くんが来たのはわかるが、キーを叩く手は止まらない。

「紅夏!」

「え、なに……?」

いきなり、手を掴んで止められた。
困惑気味に彼を振り返る。

「お茶にしませんか」

「あ、うん」

松岡くんは笑ったけれど、――少し、怒っていた。

なんで、だろ?

今日のアフタヌーンティは玉子サンドと紅茶のスコーン、林檎のケーキ。

「またお食事をされていませんね」

「うっ」