家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

【バレンタインに浮かれる者は天罰を】

「なにこれ?」

笑っている場合じゃないのはわかるが、ちょっとおかしい。
嫌がらせ犯もバレンタインを気にしているなんて。
もしかして、独り身のひきこもりかなんかなんだろうか。

「とんだバレンタインのプレゼントですね」

「そうだね」

「また横井さんに届けておきます」

松岡くんは持ってきたフリーザーパックに手紙を詰めて持っていった。

しかし、嫌がらせ犯でさえ、バレンタインのプレゼントを用意したのだ。

……いや、全然欲しくないけど。

それに比べて、いくら直前に喧嘩していたからといって、全く忘れていた私は最低だ。


今日の晩ごはんはシチューだった。