家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

すっ、といつもの封筒が日曜日と月曜日の分、二通差し出される。

「中を確認されますか」

「うん」

鋏を取ろうとしたが、止められた。

「私が」

「うん、お願い」

素直に、鋏を渡す。
きっと、金曜日のことがあるから、気を使ってくれたんだと思う。
ちなみに土曜日の分はわかっているから用心して開けて、事なきを得た。

「やはり、剃刀の刃が仕込んでありますね」

「そう」

慎重に封筒を開いて松岡くんが中を確認する。
一通には金曜日からと同じ、【天誅】と赤字で印刷された紙が入っていた。

もう一通には――。