家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

〝私を食べて〟

リボンを結んでそんなことを言う私を想像する。

「ない!
絶対、ない!!」

ガンガンとあたまを机に打ち付ける。
もう、あまりの莫迦っぷりに死にたくなってきた。

――いや、TLノベルだったら王道の展開だけど。

現実ではやはり、ない。

「でも、それくらいしか思いつかない……」

はぁーっ、私の口から落ちるため息は、重い。

「郵便が届いております」

「あ、ありがとう」

うがーとか、さんざん莫迦なことを考えて悩んでいたから、焦ってしまう。

「今日ももちろん、届いてるよね?」

「はい」