家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「べーにか。
お茶、しない?」

「うわっ」

いきなり肩から抱きつくように腕が降りてきて、心臓が止まるかと思った。

「い、いつ来たの……?」

そろそろと振り返り、彼を見上げる。

「んー、一時間くらい前?」

時計を確認すると、すでに四時を過ぎていた。

「声、かけてくれればよかったのに」

はぁーっ、ため息をつきつつ彼の手に自分の手を重ねる。

「だって紅夏、すっげー集中してたし」

彼が、指を絡めて私の手を握ってくる。
顔を後ろから回してちゅっと私の頬へ口付けした。

「それで。
お茶、する?」