家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「……日曜日。
休みだからケーキ持ってきてやる」

セバスチャンに気を取られている間に、松岡くんがぼそっと呟き、耳元に口付けを落として離れる。

「……う、うん」

「じゃあ、おやすみ」

「おやすみな、さい」

ぴしゃっと玄関が閉まり、自転車の音が聞こえなくなるまで見送った。



「来るって言ったけど、何時に来るんだろう……」

日曜日はお昼過ぎには起きた。
ちゃんと着替えてお化粧し、そわそわと待つ。

いや、NYAINなりなんなりして尋ねればいいのはわかっている。
が、なんとなく照れくさい。

「来るまで今日は、執筆するか……」