家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「今日は手があれなんだから、無理するなよ」

「あー、うん」

あれから松岡くんはわざわざ、貼っていたら傷が治るタイプの絆創膏を買ってきてくれた。
もちろん、指の傷はそれに巻き替えてくれた。

「俺が来ない日もちゃんとメシ食え。
ここんとこまともに食ってないだろ。
やつれてるぞ」

心配そうに彼の手が、私の頬を撫でる。

……誰のせいだ。

なんて出そうになった言葉は飲み込んだ。

「寝るのはベッドで。
机で寝ていたら風邪を引く」

「あー、うん」

そっと、頬に触れる彼の手に、自分の手を重ねる。

「とにかく。
……あんなに無理して仕事をするな」