家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

温かいお日様みたいな匂いに包まれると泣きそうになる。

「だからね、そのね」

次第に、声が鼻声になっていく。
こらえきれなくなってずっと鼻を啜った。

「わかったから。
だいたい、精神年齢は俺の方が上なんだから、大人にならないとな」

「……なんか、酷い」

ずっ、もう一度、鼻を啜って松岡くんの胸に額を擦りつける。

「でも、松岡くんが……」

「あのさ」

せっかく人が勇気を振り絞ろうとしていたのに、遮られた。
むすっと唇を結んで彼を見上げる。

「なに?」

「立川には会うな」

「……また、その話?」