「これ、社に報告します。
他社から出されている作品にも同様のレビューがついているようですから、そちらにも僕から連絡しときますね」
「お願いします」
「ネットだから誰だかわからないだろうと高をくくっているんでしょうが、こんなの簡単に割り出せますからね。
すぐに解決しますよ」
私を安心させるように立川さんがにっこりと笑う。
この、ピュアホワイトが犯人かどうかはわからない。
けれどずっと私を憂鬱にさせる物のひとつがこれで解決するかと思うと、胸のつかえが下りた気がした。
話が一段落したところで、松岡くんが立川さんが手土産に持ってきたシフォンケーキを出してくれた。
ついでにお茶も淹れ替えてくれる。
「本当に執事の彼氏がいるんですね」
「ええ、まあ……」
曖昧に笑って口を濁す。
立川さんにはあまり、松岡くんのことに触れてほしくない。
他社から出されている作品にも同様のレビューがついているようですから、そちらにも僕から連絡しときますね」
「お願いします」
「ネットだから誰だかわからないだろうと高をくくっているんでしょうが、こんなの簡単に割り出せますからね。
すぐに解決しますよ」
私を安心させるように立川さんがにっこりと笑う。
この、ピュアホワイトが犯人かどうかはわからない。
けれどずっと私を憂鬱にさせる物のひとつがこれで解決するかと思うと、胸のつかえが下りた気がした。
話が一段落したところで、松岡くんが立川さんが手土産に持ってきたシフォンケーキを出してくれた。
ついでにお茶も淹れ替えてくれる。
「本当に執事の彼氏がいるんですね」
「ええ、まあ……」
曖昧に笑って口を濁す。
立川さんにはあまり、松岡くんのことに触れてほしくない。