家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「どうしたの?」

「たまにはこんな日があってもよろしいのではないでしょうか」

紅茶を注ぎながら僅かに松岡くんは早口だ。

「……うん」

もしかして、私に会えるのが嬉しかった……?

そう気づくと、にやける顔を止められない。
知られたくなくて俯いて紅茶を口に運んだ。

「……美味しい」

長い休みの間、何度かチャレンジしてみたけれど、やはりこんなに美味しくはならなかった。
同じお茶っ葉のはずなのに不思議だ。

「それはよかったです」

黙って食べたサンドイッチは変わらず美味しかった。
スコーンもしっとりさくさくだし。
けれどスイーツ三つにフルーツはお腹に厳しい……。

「……これって残しておいてあとで食べられる?」