家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

そうといわれればそうな気もするし、違うといわれれば違う気もする。
あんなに恋愛ものを書いてきたというのに、自分のことになるとさっぱりわからない。

「……わかん、ない」

はぁーっ、松岡くんの口から深いため息が落ちる。

「紅夏はお子様だから仕方ないか」

困ったように笑って松岡くんは身体を離した。
その顔に……心臓がきゅーっと締め付けられる。

「……なんか、酷い」

「だって、事実だろ」

私がむくれると、おかしそうに松岡くんは笑った。


今日のアフタヌーンティは豪華だった。

定番のサンドイッチとスコーン。
それにパイとチョコレートケーキにイチゴのタルトとスイーツ三種類盛り。
さらに美しくカットされたフルーツが盛られている。