どくん、どくん、と自分の心臓が行動する音が、妙に耳についた。
「いつもなら休みが嬉しいのに、早く終わらないかと待ち遠しかった」
「……うん」
松岡くんの左手の指が、私の右手の指に絡む。
「紅夏の彼氏でも、仮なのがもどかしい」
立ち上がった彼が、見せつけるように握った右手へ口付けを落とす。
「俺は……紅夏の、本当の彼氏になりたい」
壁に両手をついた、松岡くんの腕の中に閉じ込められた。
見上げると、泣きだしそうな彼の顔が見えた。
「……紅夏は?」
「私、は……」
会えなかった五日間は淋しくて淋しくて仕方なかった。
今日、彼に会えたというだけでこんなに嬉しい自分がいる。
これは、……恋なんだろうか。
「いつもなら休みが嬉しいのに、早く終わらないかと待ち遠しかった」
「……うん」
松岡くんの左手の指が、私の右手の指に絡む。
「紅夏の彼氏でも、仮なのがもどかしい」
立ち上がった彼が、見せつけるように握った右手へ口付けを落とす。
「俺は……紅夏の、本当の彼氏になりたい」
壁に両手をついた、松岡くんの腕の中に閉じ込められた。
見上げると、泣きだしそうな彼の顔が見えた。
「……紅夏は?」
「私、は……」
会えなかった五日間は淋しくて淋しくて仕方なかった。
今日、彼に会えたというだけでこんなに嬉しい自分がいる。
これは、……恋なんだろうか。



