「だって、松岡くんがずっと来てくれなかったから……」
「私のせいでございますか」
くいっと、そろえた指で松岡くんが眼鏡を上げる。
「だって、松岡くんがいないと、私、なんにもできないし……」
「本当にダメなご主人様ですね」
はぁっ、短く松岡くんの口からため息が落ちた。
「……うん」
叱られて喜びを感じている私は……実はドMだったんだろうか。
「これからもしっかりお仕えさせていただきますよ」
跪いた松岡くんが私の手を取り、その甲に口付けを落とす。
唇が触れたそこから、歓喜が身体中を駆け回った。
唇を離してもなお、手を掴んだままじっと彼は私を見つめている。
レンズの奥の、艶やかなオニキスの瞳に魅入られて視線は一ミリだってずらせない。
「私のせいでございますか」
くいっと、そろえた指で松岡くんが眼鏡を上げる。
「だって、松岡くんがいないと、私、なんにもできないし……」
「本当にダメなご主人様ですね」
はぁっ、短く松岡くんの口からため息が落ちた。
「……うん」
叱られて喜びを感じている私は……実はドMだったんだろうか。
「これからもしっかりお仕えさせていただきますよ」
跪いた松岡くんが私の手を取り、その甲に口付けを落とす。
唇が触れたそこから、歓喜が身体中を駆け回った。
唇を離してもなお、手を掴んだままじっと彼は私を見つめている。
レンズの奥の、艶やかなオニキスの瞳に魅入られて視線は一ミリだってずらせない。



