家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「早く明日にならないかなー」

ゴミに埋もれるなとは言われたが、すでに部屋の中は私がランダムに積んでいった本やなんかと、セバスチャンがいたずらしたゴミでいっぱいだ。

「早く来てくれないと、死んじゃうよー」

なんでひとりがこんなに、淋しいのだろう。
この家でひとり暮らしをはじめてもう五年。
淋しいなんて思ったことは一度もなかった。
でもいまは淋しくて淋しくて仕方ない。

「早く、明日にならないかなー」

すでに、だいぶ酔っている自覚はある。
布団に行かないとこのまま寝落ちてしまいそうだ。

「……うん、寝よ」

ずるずるとベッドに向かい、ついてきたセバスチャンを無理矢理抱いて潜り込む。

「セバスチャンは温かいなー」

「にゃー」

すりすりすると、少しだけ淋しさが和らいだ。