家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

「セバスチャン」

呼ぶと、おやつがもらえると思ったのかすり寄ってきたセバスチャンを抱いた。
セバスチャンは温かくて、少しだけ寒さが和らいだ。



郵便受けの前に立ち、蓋を開けようか悩む。

――また、あれが入っているんじゃないかと思うから。

二日は通常の郵便配達が休みだからか、なかった。

けれど三日には再び。
しかもご丁寧に休みの分もあわせてか二通。

あの、――死ね、の手紙が。

二回連続で届いただけでも恐怖なのに、四日もまた入っていた。
五日の昨日は実家に帰るために朝のうちに家を出たので、その時間にはまだ郵便は届いていない。

そして一泊して帰ってきた今日、郵便受けを開けようか悩んでいる。

……開けなかったからといって、なかったことにできるわけじゃないんだし。