家政夫執事と恋愛レッスン!?~初恋は脅迫状とともに~

私をぎゅっと抱きしめて、松岡くんは楽しそうだ。

「今年は去年以上にがんがん攻めさせてもらうから。
覚悟しろよ、ご主人様?」

右の口端を僅かに持ち上げて、松岡くんがにやりと笑う。
途端に私は後ろ向きに倒れて、あたまをこたつで強打した……。



「じゃ、今日は帰る」

「……うん」

夕方になって帰る松岡くんを玄関まで見送る。

「なんて顔してるんだよ」

松岡くんは困ったように笑っているが、私はそんなに変な顔をしているんだろうか。

「そんな顔されたら帰りたくなくなるだろ」

いきなり、ぎゅっと抱きしめられた。

「次は七日に来る。
それまでゴミに埋もれないように気をつけろ」