なんで生きてるんだろう...。
機械音が鳴り響くこの部屋でボクはそう思った。
もう、生きる意味がなくなった。キミがいないならボクは生きていく必要がないからね。
親もいないし…。ボクのこれからがみつからない。
だから、ずっと君といたかった。
これからも。
その先も。
君となら。
生きていけると思えた。
君と一緒にいたかった。
キミを守るためなら死んでもいいと思った。
守りたかった
そばにいるだけでもよかった。
一緒にいることでお互いが安心できた。
それなのに…。


あの日ボクは君に助けてもらった命と引き換えにキミを失った。


そう思っていた…。