「いっちゃん!」

私の一括にいっちゃんは上目遣いで肩を落とす。

自由な、良く言えば我が道を行くいっちゃんが愛おしくて仕方ない。

「そっかそっかー。由さんがねー。

でも本当に良かったね。頑張ったね。

いい学校だよ。緑は多いし、校舎は綺麗だし。

なにより制服は可愛いし!」

「いっちゃーん?」

そうか。

いっちゃんは高校生が好きなのかな?