「いいのよ。そんなの分かってるから」

「へ?」

「食べたいものを、食べられるだけ食べなさい。

よくは分からないけど、きっといまの貴女たちにはエネルギーが必要よ」

「いただきます」

最初に食べ始めたのは立派に育ち上った中年オヤジ。

つまりはかえちゃんパパ。

「はい、召し上がれ」

「いただきます!」

続くは華の女子高生。

つまりは私。