「私、未成年だよ? つまりはお酒の席は入店拒否だよ?」 「ちょっと由さん、笑わせないで! 何?まだ食べ足りない?」 「ちーがーうー! だって、これからの時間からじゃないと意味ないとかお酒の席しか思いつかなかったんだもん!」 「由さん!」 いっちゃんは人の名前を呼びながら盛大に吹き出す。 「君、本当に高校生? どうしたらその歳でお酒の席とか考えつくの?」 「もー!そんなに笑わな食うても良くない? 大人。夜。って言ったらお酒の席でしょ? 違うの?」