「由さん。

　次はランチはスイーツ食べに行くけどそれまで何したい？」

「あれ？今日はエスコートしてくれるんじゃなかったの？」

「だってさー、俺の予定ではいまの店でもっと時間が経つはずだったんだよ？

　それをさ、まさかたった五分やそこらで出る羽目になるんて？

　思いもしないしさ？」

「あれあれ、いっちゃん？男の言いわけ格好悪いよ？」

私の言葉に意地悪そうな顔が、一瞬にしてキリリと引き締まる。

　そのまま暫しのフリーズ。

からの……、