「あ、バレました?バレました?そうンなんですよ。

生足ですよ。ちーっす!」

ノリは分からないけど。

いっちゃんに気づいてもらえたことが嬉しくて。

足は冷たいけれど心はポカポカと温かくなる。

「じゃ、行こうか!」

「どこ行くの?」

そう聞く私に、

「いいところ」

百点の笑顔で答える彼に、私の心はさらに燃え上がった。