姉ちゃんに会うのが久しぶりすぎて、思いっきり話し込んでしまった。

迂闊だった。

私がいっちゃんを後回しにするなんて。

「由、いってらっしゃい」

「いってきます!」

外の空気はものすごく冷たかった。

生足なことを若干、後悔。

さすがに生足は……、なかったかもって。

「由さん!おはよう」

「いっちゃん!おはよーう!」

「お?それって生足?生足ですよね?あざーっす!」