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「神崎さん」

そしてまた次の日の昼休み。

先生は私を呼び出した。

「嬉しいわ。

感想ではないけれど、きちんとメッセージを返してくれたのね」

そう。

一発目のあまりの破壊力に負けて、私は先生に質問を投げかけていた。

「はい。これ、お返事書いたから後で読んでね」

後で?

無理無理!

そう思いながら返してもらったばかりのプリントをチェック。