だってこの部屋には立派なラックがあるんだ。

今日からはあそこが君の家だよ。

さあ。

まずは思い出に花を咲かそう。

いざ行かん!

数年前のいっちゃんに会いに!

「由さん?」

「何か?今更見せないとか受け入れないからね」

「見るのはいいよ。腹をくくったから。

でもさ。なんで途中で動きを止めるの?」