私はきっと、明日もあなたに逢いにいく


それから、私と先輩はリビングに置いてある大きなソファーにくっついて座って大きな画面のテレビで借りてきた映画を観た。

先輩が選んだのは多分私のためなのだろう。

恋愛もののアニメーション映画だった。

だからかろうじて観れた。

これが実写版とかだったら観ていられなかったと思う。

アニメーションなら絵空事と思える。

だから観てられる。

だけど所詮絵空事。

共感も感動もできはしない。