私はきっと、明日もあなたに逢いにいく


『それにね、僕はハナも好きだよ』

そんなわけない。

私が一番私を嫌いなのに、他の誰かが言った好きだなんて言葉を欠片も信じることはできない。

私は何も持ってないんだ。

あげられるものも返せるものも何も。

だから……。