「わ!すごい。息ぴったりだね」 海と空とそれからシヅキを睨む。 「もう遅いから二人とも寝なさい」 「春人ってば本当にお兄ちゃんなんだねー」 「おやすみなさい」 「おやすみ」 「すごい!またハモった!」 部屋に戻る双子を見送ってからもう一度シヅキを睨んだ。 風呂場にまでついてきたシヅキをなんとか追い出してやっと一息つく。 一人の時間がひどく久しぶりな気がしてふと気づく。 昨日は双子と凪の相手をして、一息つこうとあの丘に行ったら幽霊を拾ってしまった。