食べ終わると時間を持て余した。

止まっていた分を取り戻すかのように時計の針はゆっくりと動いた。

だから外に出てみた。

あの絵を飾る額縁を買いに行こうと思ったから。

かなちゃんの世界を汚すことのないように飾りたいと思ったから。

それにー

君が昨日。

大変じゃないと。

そう、言ってたから。