なのねえが教えてくれたお気に入りの場所のあのコーヒーを奢ると。

近づけたと思ったのに。

違った。

勘違いだった。

俺はやっぱり子供で、守られる側の人間なんだと言われた気がした。

それでも食らいついた。

俺だって守られるだけじゃない。

自分で考えて、行動して、少しでも力になれるとその瞳に訴えた。

だけど受け入れてもらえなかった。