いつだってそうだ。

なのねえがいたから。

いるから。

俺はひたすら前だけを向いて進んでいける。

それだけでも十分過ぎるほど幸せだ。

それなのに欲張りな俺は望んでしまうんだ。

許されるなら。

叶うのならば。

なのねえにとって、俺も。


俺も、そんな存在になりたいと。