みんな毎日大変だな。

疲れてるんだろうな。

家に着くまで頑張れ。

なんてよく分からない視点で応援できた。

自分の単純さに呆れを通り越して笑いそうになった。

なのねえがお気に入りの場所を教えてくれた。

俺の絵をすごいと、綺麗だと言ってくれた。

欲しいと言ってくれた。

それだけで俺はバカみたいに幸せな気持ちになれた。

世界が温かく、キラキラと輝いて見えた。

いまなら空を飛べるんじゃないかと本気で思った。