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帰りの電車の中。

車内は多くの人で溢れていた。

初めて満員電車を経験した時はびっくりした。

そして酷く疲れた。

ホームは多くの人で埋め尽くされ、これは次の電車を待つことになるかなと俺はぼうっとしていた。

到着した電車はすでにぎゅうぎゅう詰めで窓は中からの熱気で曇っていた。

見ているだけでげんなりした。

よくみんなあんな空間にいれるなと人ごとのように考えた。

だってまさかその中に俺も加わることになるなんて思いもしてなかった。