繋がった部分から熱だけじゃなく私の気持ちまでかなちゃんに伝わってしまいそうで。

とてもソワソワする。

落ち着かない。

どうかこんな汚い気持ちなんか伝わりませんように。

ばれてしまいませんように。

神様なんていま更信じない。

だけど卑怯な私はこんな時ばかり神様を利用して願った。

「子供だから?

俺がガキだから、頼りないからそうやって強がるのか?」

小さく、苦しそうな声だった。

「違う!」