本当に何もしないで日々を過ごしてたんだな。 と、人ごとのように思う。 仕方ない。 だってあの日。 私は全てを失った。 自分自身すら失ってしまったんだ。 だからー 整理され冬の爽やかな日差しに照らされて、部屋がすこし広くなったように感じた。 いつからあんなに汚れていたんだろう。 よく気にならなかったなと自分自身に呆れる。