でもあるとき、その物語を書いていた大切なノートが盗まれてしまった。

私はとても傷ついた。

机やロッカー、ランドセル、下駄箱と、いろんなところを何度も探したけれど、見つからない。


そのときばかりは、次の日になっても出てこず、私は途方に暮れていた。