「あ、ありがとう・・・・・・」


もう結城はいないのに、思わずお礼を言ってしまう。


結城がこれを私にくれたってことは・・・・・・えっと、どういうこと?


舞いあがってしまい、なんだかわけがわからない。

とりあえず首にそれをつけてみる。

胸元で揺れるそれは、窓からの太陽の光で輝いている。


顔が火照っている。


いくら見ても飽きない。


やばい、やばいよ。





本当に好きになっちゃうよ。