「ヒカリさん、大丈夫かなぁ」

信頼していた先生がストーカーだったことが、ヒカリの精神を崩さなきゃいいけど。

「さっき調査結果の紙を渡しに行ってきた」

「どうだった?」

「なんか、隣にピッタリと元弥が寄り添ってたぞ。番犬みたいだった」

光景を思い浮かべると、やっと安心できた。


ずっと心配だったから。


「なぁ、長谷川先生には会ったのか?」

涼の声に、私はうなずく。

「占いのこと、言ったのか?」

「……うん」