掃除道具入れの中には、体育座りのまま意識を失っているヒカリがいた。

口を半開きにして青い顔で目を閉じている。

「ウソ……」

体の力が一瞬で抜けて、その場にしゃがみこむ。


ぐらん


目が回った。


なんでヒカリがここに……?


どうして目の前が暗く……?



なにか怒鳴るような涼の声を遠くで聞きながら、私は暗い世界に落ちてゆく。