だって、調査していることばバレたらストーカーが怒るのは確実だし。

そうなった場合、ヒカリへの危険はさらに増すだろう。

「そこなんだよなぁ」

腕を組んで涼も「うーん」と悩みだす。


「みんなに話を聞いても怪しまれない状況をつくらなきゃな」


そして、その答えを私は翌日の昼休みに聞くことになるのだった。