「これって……」

画面から目を離せない私に、ヒカリの声が届く。

「これが最初のメール。……気持ち悪いでしょう?」

「返事はしたのか?」

涼の声に「してない」と、短く答えるヒカリ。

「そっか」

涼が指先で次のメールへと画面を切り替えた。