殺したいほど好き、なんて歌の歌詞みたいだけど、現実に起きたらやっぱ怖いすぎる。

考えにふけっていると、感じる視線。

顔をあげると、涼がニカッと笑って私を楽しそうにながめている。

「え? どうしたの?」


……イヤな予感。


「ヒカリに会いに行くのは、やっぱ未希しかいないな」

自分で納得してうなずいている。

「ええええ!?」

亜実に助けを求めるべく視線を送ると、

「そうですね。それが一番ですね」

同じようにうなずいてるし!