「人って変わるものなのね。それ以来、河合さんは社長業も退いてしまって、人づき合いをやめてしまったのよ」

「よほど傷ついたのでしょうね」

亜実がなにか考えるように言ったが、女性は、

「でもね」

と、不満そうに言った。

「どんな事情があるにしても、これはひどいでしょ? 近所の人たちも抗議してるんだけど、全然取り合ってもらえないのよ」


たしかに、と思う。


複雑な事情があるにしても、このゴミの量はハンパないもん。

特に隣に住んでいると大変そう。