「今回の依頼はかなり厳しいぞ。区画整理は変えられないし、あの木だって救えるかどうかもわからん。かなりリスクが高いってことだけは、依頼者に伝えとけよ」

「うん、わかった! 今から結果を伝えるためにあの木の下で待ち合わせしてるの。みんなで行こうよ、紹介したいし」


ようやく立ちあがることができた私がそう言うと、ふたりも同意した。