特に何もする事がなく時間は流れて……18時半。
後50分でおまじないの時間になってしまうなと、時計を見ながら考えていた。
すると……。
ぐぅぅぅ……。
いつもはもう、晩御飯が入っているはずのお腹が、大きな音を立ててしまったのだ。
「あ、ごめん。お腹空いたよね。ちょっと待ってて」
南部君にもお腹の音が聞こえていたようで、慌てて立ち上がり、部屋を出て行った。
ドアが開いた瞬間に漂う、胃袋を刺激する香り。
ダメだ、よだれが止まらない。
嗅いだだけで分かる、美味しそうなカレーの匂いだ。
その匂いで、さらにお腹が大きな音を出した。
こんな状況でさえ、おまじないの時に幽霊に話すネタになるなあと考えながらしばらく待っていると……。
「お待たせ!カレーだけど良いかな?」
少し開いているドアを、足でさらに開けて、お盆を両手に持っている南部君が入って来た。
もちろんですとも!
胃袋も口も、カレーを受け入れる状態になってますから!
「うん、ありがとう」
早く食べたいという気持ちを抑えつつ、テーブルの上に置かれたカレーを凝視し、南部君が食べ始めるのを待ってから、私もカレーを口に運んだ。
後50分でおまじないの時間になってしまうなと、時計を見ながら考えていた。
すると……。
ぐぅぅぅ……。
いつもはもう、晩御飯が入っているはずのお腹が、大きな音を立ててしまったのだ。
「あ、ごめん。お腹空いたよね。ちょっと待ってて」
南部君にもお腹の音が聞こえていたようで、慌てて立ち上がり、部屋を出て行った。
ドアが開いた瞬間に漂う、胃袋を刺激する香り。
ダメだ、よだれが止まらない。
嗅いだだけで分かる、美味しそうなカレーの匂いだ。
その匂いで、さらにお腹が大きな音を出した。
こんな状況でさえ、おまじないの時に幽霊に話すネタになるなあと考えながらしばらく待っていると……。
「お待たせ!カレーだけど良いかな?」
少し開いているドアを、足でさらに開けて、お盆を両手に持っている南部君が入って来た。
もちろんですとも!
胃袋も口も、カレーを受け入れる状態になってますから!
「うん、ありがとう」
早く食べたいという気持ちを抑えつつ、テーブルの上に置かれたカレーを凝視し、南部君が食べ始めるのを待ってから、私もカレーを口に運んだ。