集合時刻のぎりぎりに、女子たちが生徒玄関のほうから集団でやって来ました。






藤森先生がそれに気づき、「お前ら遅いぞ、急げ!」と大きな声で言います。





女の子たちは「はーい、すみません!」と声を揃えて、急ぎ足で列に加わりました。






朝礼台のところにいた体育の杉浦先生が、「身だしなみを整えなさい」とマイクで言いました。





藤森先生は二年生の列の間を歩き、一人一人チェックをしています。





ときどき、シャツがズボンに入っていない男子などに、怒ったような顔をつくって、「直せ」と指示していました。






次は、私たちのクラスのチェックを始めます。