………いつもいつも、春川のことばかり考えていた。





ちゃんと飯は食ってるか、とか、



働きすぎて疲れていないか、とか、



三年になって進学補習も始まったけど、バイトのシフトはどうするんだろう、とか、



春川の料理の味が懐かしい、とか、





春川について思うことは、いくらでもあった。





学校にいるときは仕事があるので考えなくて済んだが、家に帰るともう駄目だった。





その日にちらりと垣間見た春川の顔や、


すれ違いざまに挨拶したときの声や、


少しだけ事務的な連絡を話したことや、



そんな些細で小さなことを思い出しては、やりきれない気持ちに襲われて、寝つきが悪くなった。




素面だと寝られないので、酒を飲んで酔っ払って、無理やり眠りに入った。