その晩の私たちの戦いは本当に大変なものだった。

深夜1時。
私のおっぱいは完全に枯渇し、出なくなってしまった。

おなかを空かせたみなみは泣き出し、騒ぎ出した。

私たちは交代で抱っこをしてあやしながら、ミルクを与えてみた。
しかし、やっぱりみなみは飲んでくれない。

哺乳瓶自体には馴れたはずなのに、味がわかるのだ。

飲んでくれないなら、寝てもくれない。

それでも寝てもらわなければ私たちも休めない。
夜泣きじみてきた大声の泣き声。

窓を閉めていても、絶対ご近所には聞こえているだろう。
騒音の苦情がきたらどうしよう。

私だって泣き止ませたい。
泣き止んで欲しい。

なのに、みなみはミルクを飲んでくれないんだもん!!


「もう……やだ」